『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に関するMCU世界の考察

『アベンジャーズ:エンドゲーム』のネタバレを超絶含んでいます!!

未鑑賞の方はご注意ください!!

仕事中に記事のアイデアが浮かんで全然集中できなかった七面鳥です

エンドゲーム面白かったですよね、もう一度観に行こうと思っています

映画の感想はこちらの記事で書いてますのでもしよければ見てやってください

 可能性

はい、というわけでエンドゲーム鑑賞した方はアベンジャーズロスになっている方がほとんどではないかと思いますが、私はそんな中でもエンドゲーム後のMCU作品第一弾となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に思いをはせています

ここで問題となるのが一体『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が「どの時系列の物語になるのか?」ということですね

予告編のあらすじをからでは舞台が夏休みのヨーロッパということがわかるのですが肝心の時期が全くわかりません、というか巧妙に隠されていますね

可能性として挙げられるのは

①エンドゲーム後の話

②ホームカミングとインフィニティウォーの間

③全く違う世界線

ぐらいでしょうか

順番に考えてみましょう

その前に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の予告編の動画を貼っておくので見ておくと考察がわかりやすくなるかもしれません

youtu.be

①エンドゲーム後説(大穴)

今までのMCU作品がほとんど時系列順に話が進んできたことを考えると、普通ならこの時期の話になると思いますが、私は一番あり得ないと思います(断言)

エンドゲーム内でサノスの指パッチンから5年の月日が経っていました

人口の半減した地球からまた急にハルク指パッチンで消えた人がすべてが戻ってきてすぐに夏休みに旅行ができるほど世界が回復するとは思えません。

予告内のヨーロッパは世界から5年間生命が半分になったとは思えない街並みです。

『ホームカミング』で高校1年生だったことを考慮してさらに2年経ち高校3年生の夏休みだったとしたらありかな~?それでも完璧に復興して旅行を楽しめるまでなるのかというと疑問が残る

しかもサノスの指パッチンで消えていた人は復活した際に時間が進んでいませんでした(超重要)

『ホームカミング』に出てきていた友人たちは『ファー・フロム・ホーム』でもピーターと同い年のように見えます。

まぁ、サノスは無差別に半分消していたのでたまたま友人も皆チリになっていて復活したとすると筋は通りますがちょっと無理がある気もしますね

なので私は「サノスの指パッチンがなかった世界説」を推します!!詳しくは③にて

②ホームカミングとインフィニティウォーの間説(盛り上がりそうにない)

つまりMCU世界の時期で言うと『ブラックパンサー』『ソー/バトルロイヤル』の時間ですね

どちらもスパイディは特に任務もなくフリーのはずです、可能性としてはおかしくない

し・か・し

エンドゲーム鑑賞後だとこう思うはずです

今さらそんな間の出来事を映画にされても盛り上がらない

キャプテンアメリカやキャプテンマーベルのようにヒーローのオリジンに関わる物語で大きな伏線となるのなら過去の話もありですが、インフィニティウォーでチリにされエンドゲームでガントレットリレーすることが確定しているスパイディの過去を見せられても結末がわかっているのでイマイチ楽しめなさそうです

なのでこの案も没!

とういか「③全く違う世界線説」がしたくて記事書いているので上の二つなんて前座でしかない!

ということで次!!

③全く違う世界線説(本命!ここだけでも見て!)

この話がしたかった、、、上二つは読み飛ばしてもらって全然かまいません

MCU世界は今まで連綿と時間軸が繋がっていました

しかし『エンドゲーム』にタイムトラベルが登場し世界はその繋がりがあいまいになります

おそらくMCUの正史となるのは『アイアンマン』にはじまり『エンドゲーム』に終わった世界の時間軸でしょう

実際この正史世界のアヴェンジャーズは完結しているといってもいいと思います

特に『インフィニティウォー』から5年生き続けたメンバーに関してですが

キャプテンアメリカは老いて引退

アイアンマンは世界のために自分を犠牲に

ハルクは緑の筋肉博士になり

ソーはおデブメン○ラ

ホークアイはTOKYOで正義のためと謳いながら自己満足の殺人

ヴィジョンは石を奪われ死んだまま

ガモーラも死んだまま

ブラックウィドウも死んだまま

ロキも死亡

うーん、世界を守るには厳しそう……

キャプマがいればなんとかなるか???

チリから復活した面々が世界のために頑張るようになるのでしょうか?

世界線の分岐は劇中でエンシェント・ワンがハルクに説明したように、インフィニティストーンを過去から集めることで世界が分岐し、石がなくなった世界が闇に落ちる的な内容だったと思います

そしてそれを解決するためにエピローグでキャプテンアメリカが使い終わった石を元の時代の元の場所に戻しました。

一件落着!!

に見えますが戻っていないものが一つ!!!!

そう、全ての元凶、ラスボス、最高の敵「サノス」が戻っていないんです!

何を言ってんだこいつ?と思われそうですが説明させてもらいます

正史世界のサノスは仕事が終わって土いじりをしていたところをアベンジャーズに襲撃されてソーの怒りの一振りで首が吹っ飛び死にます

その後、世界中の生物を生き返らせるために過去の石を集めましたよね

で、過去のサノス(時間軸的にはたぶん『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の時)に見つかって過去ネビュラに情報が洩れて、過去ネビュラの手引きで過去サノスが正史世界に現れ最終決戦となりアヴェンジャーズが勝利します

はい!

ここで世界が分岐してますよ!!!!

過去サノスは正史世界で死んだので、並行世界として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以降サノスがいない世界線が展開されているはずです

このサノスが消えた世界線こそが『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の世界なのではと私は考えています

だから指パッチンで消えた人が復活後5年若い問題が解消される

しかも、この世界線にはお得なことがてんこ盛り

サノスが実際に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以降のMCU正史世界で悪さをしたのって『ソー/バトルロイヤル』の最後シーンから『インフィニティウォー』プロローグから最後までくらいですよね

つ・ま・り

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のタイミングでサノスが消えても、『エイジ・オブ・ウルトロン』も『アントマン』も『シビル・ウォー』も『ドクター・ストレンジ』も『ホームカミング』も『バトルロイヤル』も『ブラックパンサー』もなかったことにはならないんじゃないか?

サノスがいなくても全ての事件が起きてると思うんですが細かい考察はしてません

唯一、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに関しては難しいです

正史ガモーラは死んでますし、過去ガモーラはアイアン指パッチンでサノス側かアヴェンジャーズ側かどっちの判定を受けたのか見れませんでしたし、過去ネビュラが死んだのでその辺の騒動もなくなりました『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮)』が製作中らしいので上手いことやってるんでしょうね(丸投げ)

そしてこのサノスがいない世界線では当然『インフィニティウォー』が起きないので①で書いたようなヒーローの引退が回避できるはずです

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではサノスがいない世界の続きを描き

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮)』では正史世界のその後を描くなんてのもすごく面白そうですが次のアヴェンジャーズでどうその話をまとめるんだ?とか話が複雑になりすぎないか?とか思いますが一生ついていきます

サブタイトルについて

第1作目

『Spider-Man: Homecoming』

Homecomingは帰省とか帰宅とかそういう意味です

長い間実写映画がなかったスパイダーマンが帰ってきたという意味が大きそうですし、劇中のホームカミングデイの出来事ということもかかっているでしょう

しかし

私は帰省という表現からMCU正史世界こそがスパイダーマンの家なのだということを強く推したい

夏に公開される第2作目

Spider-Man: Far From Home

スパイダーマン:家から遠く離れた

一見、「ヨーロッパ旅行で家から遠く離れたのかなー」なんて思いますが

そんなサブタイトルつけるか???

アヴェンジャーズの正史世界こそが家なんだよ!!(謎の断言)

別の世界線だから家(MCU正史世界)から遠く離れてるっていうダブルミーニングになってるんだよ!!!(ナンダッテー)

あとがき

勢いに任せて考証なんてあってないような記事ですがなるほどなー、とか

面白いじゃねーかとか思ってもらえたらうれしいです

では